仕事終わり。前々から気になっていた本屋に入ったら閉店セールがやっていて思わず入ってしまった。嬉しいような悲しいような。元々はレンタルショップだったらしい。品揃えが最高でびっくりした。福満しげゆきの「僕の小規模な生活」全巻セットと、もう活動を終了してしまった丸紅茜さんの「でーじミーツガール」をレジに持って行ったら、ただでさえ安いのにさらに半額になり、これはもっと買わなきゃダメだ！！！と思い、宮崎夏次系など慌てて本を増やした。15冊ぐらい買った。満足。
友達と散歩する予定があるので、よく行くサンドイッチ屋さんで待つことにした。マンゴーと苺のサンドイッチを食べた。「ポイントカードはお持ちですか？」と聞かれて初めてその存在を知った。持っていないことを伝えると、スタンプを2つ押してくれて前に来たこと覚えててくれたんだと思い嬉しくなった。前はこうへいくん(5歳)の質問攻めに遭い、小1時間宇宙とゾンビの話をしたのを覚えている。他のお客さんもこの組み合わせを注文していて、わかってんじゃんと思った。
こうへいくん(5歳)が誕生日だという話が聞こえたので、店員さんに話しかけたら弟さんの話だった。リュックのポケットに前に職場でもらったお土産の抹茶のブラックサンダーが入ってたので「弟さんに渡してください」と言ったら「これ絶対喜びます！！！」と言ってくれた。「こうへいくんも漫画が好きなんですよ ゴルゴとか」「渋っ」という会話をした。昔はワンピースの作者もよく出版社への差し入れに買いに来ていたらしい。このサンドイッチ屋さんはサンドイッチ屋さんにしては珍しく、夜の10時までやっていて好きだ。友達との待ち合わせによく使う。友達が来て、色々話した。ちびまる子ちゃんの漫画を読んでいる友達に「それはどんな話」と聞いたら「ちびまる子ちゃんだよ」と言われた。サンドイッチを2つ食べてた。その後、代田橋の本屋に寄った。向田邦子の「隣の女」を手に取った瞬間、バランスを崩して床に落としてしまい、「すみません、これ買います」「いやいや、大丈夫っす 落としたくらいで」「いや、元々買う予定だったんで」「それならぜひ買ってください 買いたいなら」とやり取りをした。ここの店主さんはいつもキャンプ用の椅子に座り、お客さんにもらったビールを飲んでいる。そんなところが好きだ。友達は欲しい本があったけど、全財産がPASMOに入った7円のみなので諦めていた。でも、「お金がなくても本は買っちゃうよね」と言っていた。わかる。その後、井の頭線の新代田まで歩き、いい感じのお店を見つけた。農大カレッジらしい。屋上がライトアップされていたので、上に行けるか看板を見たら何も書いていなくて、2人揃って無になってしまった。
ふじみばしを渡ると、世田谷代田に着いた。「ここは晴れてる日は富士山が見えるんだよ」と教えてくれたけど、この人が言うことは8割嘘なので「嘘でしょ」と言ったが、今回は本当ぽかったので信じた。帰り道、リュックが重くて幸せだった。中身は18冊の本だから。
