早稲田松竹

頭が痛くて1時半に起きた。昨夜は朝まで映画を見ようと思っていたのに、プロジェクターが壊れて充電できなくなったのでイライラしてふて寝した。何も考えたくなかったので早稲田松竹の上映スケジュールを調べたら好きな映画が3つもやっていたので、3時過ぎの回に行くことにした。支度をして外を出たら最初の回に間に合わないことに気づいたので、恋人に「最初の映画に間に合わなかったら次の回まで暇だから間に合わなかったら会おう」と電話をした。結局間に合わなくて会うことになった。新宿に着いて祖母から電話が来ていることに気づいたので、高田馬場で降りてかけ直した。コンビニでお金をおろし、喫茶ロマンで待つことにした。

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バナナジュースを注文して絵を描いていたら、恋人が来た。別れ話をして3時間も電話をしていたのに来るんだ、と驚いてしまった。しばらく無言で過ごしていたら、小沢健二のインタビューが載っている雑誌を差し出されたので読んだ。「社会の中で存在していたい」という言葉を見て驚いた。「現代のオザケン」と前に友達と話題になったシャムキャッツの夏目くんと同じ考え方をしていると思ったからだ。恋人がレモンティーを飲んでいる最中、最後の方でガムシロップを全部入れてて、「絶対甘いよそれ...」となったけど言わなかった。しかめっ面をしていたので、「何、機嫌悪い?」と言ったら「後ろの席の人達が静岡の話をしているから嫌だ」と言っていた。この人は地元が嫌いらしい。お店を出る時、靴下の色が一緒なことに気づいて嬉しかった。前日に喧嘩したのに靴下は一緒なのが面白かった。

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時間になり、早稲田松竹で「そばかす」を見た。アセクシャルの女性が主人公で、みんな恋愛に囚われて生きているんだなあと思った。舞台が静岡で、カラッと晴れた空と海と合っていた。エンドロールの曲が羊文学で、主演の三浦透子さんの声とぴったりだった。三浦透子って名前綺麗だな。思ったより良くて、あと10時間は誰とも話したくないと思った。

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恋人と合流して、「映画が良かったのでしばらく話したくない」と言ったら「話さなくていいよ」と言われた。新宿駅まで歩いた。この前の喧嘩のせいかお互い気まずくて、静かに喧嘩して解散した。