美術室

一度他人のことがどうでも良くなるとマジで友達いなくなるからちょっとは世界は自分だけじゃないって思い出した方がいい

昔家族や生活のことで一杯一杯になって他人とコミュニケーションする余裕が無くなり美術室でただただキャンバスに向かって絵を描いていた時、美術の先生に「自分のことで一杯一杯で自己中になることが怖いです」と言ったら「芸術家は自己中じゃないと成り立たないんだよ」と言われたことを思い出した

本当に酷い時誰から声をかけられても聞こえないくらい他人の声をシャットアウトして昼ごはんも食べず絵を描いていて、放課後誰もいなくなった時、机を見たら先生が買ってきてくれたご飯と手紙があって、その時やっと先生だけはずっと何も言わず見守ってくれてたことに気づいた

大人になっても自分のことで一杯一杯になると他人とコミュニケーション することを忘れて自分の世界に閉じこもってしまいがちで、でもそれだと社会生活が送れないから芸術家になるしかないのかな